ホンマタカシ × 家成俊勝 × 大西巧 現代の表現者が語る茶の魅力

サイトツアー/トーク03 中之島香雪美術館
ホンマタカシ × 家成俊勝 × 大西巧 現代の表現者が語る茶の魅力

開催日時:2018年11月4日(日)観覧15:00-16:50/トーク17:00-18:30
料金:一般1,400円/学生1,000円(中之島香雪美術館入館料を含む)
会場:中之島フェスティバルタワー・ウエスト6階 会議室
定員:定員30名(要事前申込・先着順)
トークゲスト:ホンマタカシ(写真家)、家成俊勝(建築家/dot architects)、大西巧(和ろうそく大與 四代目主人)
司会進行:木ノ下智恵子(アートエリアB1 運営委員)
共催:大阪大学共創機構、中之島まちみらい協議会
企画協力:中之島香雪美術館


2018年3月に開館したばかりの中之島香雪美術館の常設展示である、国指定重要文化財「旧村山家住宅」に建つ茶室「玄庵」を原寸大で再現した「中之島玄庵」や開館記念展の観覧とトークを行いました。茶への造詣が深い写真家・ホンマタカシ氏、建築設計に留まらない幅広いプロジェクトを手がける建築家・家成俊勝氏、滋賀県高島市の和ろうそく「大與」の四代目主人として灯と人の在り方を模索する大西巧氏が、それぞれ独自の視点で、茶の魅力について語りました。


ホンマタカシ|Takashi Homma
写真家。1999年写真集『東京郊外』で、第24 回木村伊兵衛賞を受賞。2011年から2012年にかけて、個展「ニュー・ドキュメンタリー」を日本国内三ヵ所の美術館で開催。著書に『たのしい写真 よい子のための写真教室』(平凡社)、近年の作品集に『THE NARCISSISTIC CITY』(MACK)がある。また2018年6月末に『ホンマタカシの換骨奪胎―やってみてわかった!最新映像リテラシー入門―』(新潮社)を刊行。

家成俊勝|Toshikatsu Ienari
1974年兵庫県生まれ。2004年、赤代武志とdot architectを共同設立。アート、オルタナティブメディア、建築、地域研究、NPOなど、分野にとらわれない人々や組織が集まるコーポ北加賀屋を拠点に活動。建築設計だけに留まらず、現場施工、アートプロジェクト、さまざまな企画に関わる。代表作はUmaki Camp(2013、小豆島)など。第15回ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展(2016)にて審査員特別表彰を受賞(日本館出展作家)。現在、京都造形芸術大学空間演出デザイン学科准教授。
http://dotarchitects.jp/

大西巧|Satoshi Onishi
1979年生まれ。近江手造り和ろうそく大與四代目主人。和ろうそく職人。立命館大学経済学部卒業後、烏丸二条・松栄堂に入社し、茶の湯と出会う。2004年より、実父の元で、和ろうそく職人の修行を始める。2011年、代表取締役就任。同年、ディレクター、デザイナーとして関わった「お米のろうそく」でグッドデザイン賞、グッドデザイン・中小企業庁長官賞を受賞。2014年創業100周年を機に「灯と人を繋ぐ」コンセプトブランド・hitohito(ひとひと)を立ち上げ、暮らしの中の灯と人の関係や在り方を問い、発信している。