2024年03月09日(土)
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2024年05月06日(月)

没後50年 福田平八郎

大分市に生まれ、大正から昭和にかけて京都で活躍した福田平八郎(1892 – 1974)は、近代日本画の新境地を拓いたとされる《漣》(重要文化財、大阪中之島美術館蔵)をはじめ、色や形、視点や構成に工夫を凝らした数々の作品を発表し、独自の芸術を確立しました。
没後50年の節目に開催する本展では、初期から晩年までの作品を一堂に展示し、平八郎の画業を広く紹介します。また、《漣》に代表される、平八郎が幾度となく挑戦した水の表現に注目した特集展示や、「写生狂」を自称した平八郎が描いたスケッチや素描の数々を展覧し、創作のプロセスや、彼が目指したものに迫ります。
モダンで、カラフルで、研ぎ澄まされていながら、チャーミングで親しみやすい平八郎の作品は、現代の私たちにも新鮮な驚きと感動を与えてくれるでしょう。

開催日時・観覧方法

〈会期〉

2024年3月9日(土) – 5月6日(月・休)
*月曜休館(4/1、4/15、4/22、4/29、5/6は開館)

〈主催〉

大阪中之島美術館、毎日新聞社

〈会場〉

大阪中之島美術館 4階展示室