2025年09月27日(土)

エクスチェンジプログラム vol.1/国立国際美術館 × 大阪大学
トークプログラム「非常の常」を生きる私たち

国立国際美術館では、非常事態が常態化した現代について着目した特別展「非常の常」が開催されています。地震や津波、気候変動、戦争、経済危機などが常態化した世界について、現代作家の作品を通して見つめ直す本展を、国際災害社会学の観点を交えながら掘り下げていきます。

開催日時

日時:9月27日(土)
   [受付時間・自由観覧]10:00〜17:00、18:30〜20:00(入場は19:30まで)
   [トーク]17:00-18:30 
トーク会場:国立国際美術館(B1講堂)
定員:100名 
料金:2,000円(「非常の常」展チケットおよび特製中之島ブックレット付) 
   ※当日受付時に引換え。本チケットで同時開催の「コレクション1」もご覧いただけます。
登壇者:橋本梓(国立国際美術館主任研究員)
    ヴァージル・ホーキンス(大阪大学大学院国際公共政策研究科教授)
モデレーター:木ノ下智恵子(大阪大学21世紀懐徳堂准教授)

主催:クリエイティブアイランド中之島実行委員会、独立行政法人日本芸術文化振興会、文化庁、国立国際美術館
共催:中之島パビリオンフェスティバル2025 実行委員会
委託:令和7年度日本博2.0 事業(委託型)

登壇者プロフィール:

橋本梓(はしもと・あずさ)
国立国際美術館主任研究員。専門は現代美術。主な展覧会に「THE PLAY since 1967 まだ見ぬ流れの彼方へ」(2016、国立国際美術館)、「Viva Video! 久保田成子展」(2021、国立国際美術館ほか、共同企画、倫雅美術奨励賞受賞)、「六本木クロッシング2022展:往来オーライ!」(2022、森美術館、共同企画)など。著書に『ザ・プレイ――流れの彼方』(水声社、2025)、共著に『現代アート10講』(田中正之編、武蔵野美術大学出版局、2017)がある。 

ヴァージル・ホーキンス(Virgil Hawkins)
大阪大学大学院国際公共政策研究科教授。博士号を同研究科で取得後、カンボジアやザンビアで国際医療団体AMDAの活動に従事し、平和構築や開発に携わる。専門は国際政治学とメディア研究で、日本の国際報道における「グローバル・サウス」の扱いを中心に研究。報道の偏りや選択過程を分析する「Global News View(GNV)」を学生と運営、また、南部アフリカの平和と安全保障研究ネットワークSACCPSの共同創設者。