2025年10月26日(日)

ARでめぐる『中之島15の場所での物語』関連企画
アーティストと歩く中之島ツアー&トーク

演劇作家でチェルフィッチュ主宰の岡田利規が、大阪・中之島を舞台に創作した物語『中之島15の場所での物語』。アーティストやクリエイター、公募参加者によって制作された本作のAR挿絵を、実際の風景に重ね合わせながら体験できる回遊型プロジェクトを開催中。その特別な体験を参加アーティストとともにめぐる「まち歩きツアー」と「トークイベント」を実施。物語やAR作品を紐解きつつ、舞台となる中之島の魅力や可能性について語り合います。

開催日時

日時:10月26日(日)15:00-18:30
   [まち歩きツアー]15:00-17:00 
   [休憩]17:00-17:30
   [トーク]17:30-18:30 
会場:[集合場所]アートエリアB1
   [まち歩きツアー]7施設予定
   [トーク会場]graf porch
集合時間・場所:15:00(アートエリアB1) 
定員:30名(先着順・要事前申込)
料金:1,500円(税込、特製中之島ブックレット付)
登壇者:金氏徹平(参加アーティスト)
    菅野歩美(参加アーティスト)
    三ヶ尻敬悟(contact Gonzo、参加アーティスト)
    ゴッドスコーピオン
ナビゲーター:木ノ下智恵子(大阪大学21世紀懐徳堂 准教授)

主催:クリエイティブアイランド中之島実行委員会、独立行政法人日本芸術文化振興会、文化庁
共催:中之島パビリオンフェスティバル2025 実行委員会
協力:graf
委託:令和7年度日本博2.0 事業(委託型)

<注意事項>
・ルートは当日変更になる場合がございます。予めご了承ください。
・事前にご自身のスマートフォンにSTYLYアプリをインストールしてください。
・バッテリーを多く消費しますので、モバイルバッテリーのご持参をおすすめします。 
・小雨の場合は実施しますが、荒天の場合は中止とし、当日11時までに参加者のみなさまへメールでご連絡いたします。
・ツアーとトークの間に休憩時間を設けています。休憩中の飲食は各自でご準備、ご負担ください。
・各施設で開催中の展覧会はご鑑賞いただけませんので、あらかじめご了承ください。

登壇者プロフィール

金氏徹平(参加アーティスト)
1978年生まれ。美術家・彫刻家。京都市立芸術大学美術学部彫刻科准教授。
身のまわりの事物を素材に、部分を切り抜き、繋ぎ合わせることで既存の文脈を読み替える、コラージュ的手法による作品を制作している。横浜美術館(2009年)、ユーレンス現代美術センター(北京、2013年)、丸亀市猪熊弦一郎現代美術館(2016年)などで個展を開催。また、国内外の企画展・国際展でも作品を発表している。2011年以降は舞台美術も多数手がけ、近年は舞台作品の制作にも取り組んでいる。平成24年度京都市芸術新人賞、平成27年度京都府文化賞奨励賞、平成30年第29回タカシマヤ文化基金受賞。

菅野歩美(参加アーティスト)
どこの土地にも存在する、土地にまつわる物語や伝説、幽霊譚。フォークロアと呼ばれるそれらは、なぜ人々によって紡がれてきたのか、その背後にある歴史や個人の感情を想像することで生まれる「オルタナティヴ・フォークロア」を映像インスタレーションによって表現している。作品の制作を通して、メディアアートとして生まれ変わったフォークロアが私たちにもたらすことは何かを研究している。

Photo by Kaori NISHIDA

三ヶ尻敬悟(contact Gonzo、参加アーティスト)
2006年結成。グループ名は自分たちが実践する方法論の名称で人と人との接触、肉体の衝突に着目し独自の牧歌的崇高論を構築し、それをベースに即興的なパフォーマンスを多数制作。そこから派生したアイディアや素材をもとにゲームやインスタレーション、写真や映像作品の制作、冊子編集などを行い発表している。

Photo by Lieko Shiga

ゴッドスコーピオン
Media Artist。主に形而上学や宗教哲学、テクノロジーを題材に、時間軸と空間軸のフレームの変化をテーマにした作品を制作。作品は都市や屋外、屋内、身体といった様々な空間で展開され、XR技術を利用したマルチメディア、横断的な作品を手がける。XRプラットフォーム『STYLY』を提供するPsychic VR Lab Co., Ltd. Founder Member/Senior Art Director。2022年からシビック・クリエイティブ・ベース東京(CCBT)Players、Intel Blue Carpet Artist。