中之島について

最高峰の文化集積地「クリエイティブアイランド中之島」

大阪・中之島は自然と都市の魅力が集積する世界最高峰の文化資産の宝庫です。キタ(梅田)やミナミ(難波心斎橋)とは異なる歴史や都市格をもつ「クリエイティブアイランド中之島」の文化資産を磨き上げ、ビジネス・学際的インバウンドを目的としたクリエイティブクラスを主な対象に本事業を推進しています。2025年大阪・関西万博を機にシンボル事業「中之島パビリオンフェスティバル」を実施しブランドを世界発信します。

中之島ブランドの世界発信

2025年に大阪・関西万博の開催を迎える水都大阪の重要拠点である中之島には、美術館やコンサートホールなど十数件もの多様な文化施設が集積しています。

さらに歴史的建造物や企業の高層ビル、川に挟まれた豊かな水辺環境や公園など、他に類をみない特色ある都市空間であり、パリのシテ島、ベルリンのムゼウムスインゼルのように世界に誇る国際的な文化資産に満ちています。

「クリエイティブアイランド中之島」は、国内最大級の創造ネットワークとして2019年に設立。本事業は、中之島全体をユニークベニューとし、良質なクリエイティブコンテンツの開発・創出と持続可能な“共創のエコシステム”の実装を目指しています。

中之島をわが国が誇る「文化芸術の創造島」としてブランディングし、世界中の人々が訪れ集う“クリエイティブなまち中之島” を創出・発信します。

世界的ポテンシャル 世界の著名な都市の島・中州との類似性・特性

近代化に資する物流経済に不可欠なインフラとしての都心の島・中州・川沿いの土地は役割を終えた後、美術館や劇場の芸術・学術拠点、公園等が集積し、創造都市として発展を遂げた世界の都市の先例があります。中之島は世界的基準のポテンシャルを有しており、「特定都市再生緊急整備地域(国際競争力の強化を図る上で特に有効な地域)」に指定されています。

歴史的ポテンシャル 日本の近現代の歴史と文化の象徴

中之島は、中世以来の安土桃山時代の淀屋常安による開拓後は米会所の開設をはじめ、江戸時代は各藩の蔵屋敷が建ち並ぶ天下の台所としてヒト・モノ・情報が集まる場所でした。さらに明治・大正時代は大大阪時代の象徴として栄え、現代では、行政機関や金融・報道、主要企業ビルとともに多くの文化施設が集積し、わが国でも独特の個性をもった世界に誇る地域です。