岡⽥利規「中之島15の場所での物語」の全文が、月刊文芸誌「新潮」(2025年3月号)に掲載されました。

クリエイティブアイランド中之島では、大阪・中之島のユニークベニューを舞台にした、国内外で活躍するアーティストによる創作発信プロジェクトを実施しています。
2018年から中之島のリサーチを続け、2024年夏に演劇作家、小説家、演劇カンパニー「チェルフィッチュ」主宰の岡田利規氏による「中之島15の場所での物語」が完成しました。
この物語は、中之島15か所に点在するミーティングポイントに配架されており、それぞれのミーティングポイント限定の短編になっています。
今回、文芸誌「新潮」2025年3月号にて、この物語の全文が掲載されました。撮り下ろしの中之島の風景写真もあわせてお楽しみください。岡田氏はこの作品について、「この物語は実際にその場所に行き読むことに最大の面白さがあります」と語っていました。
ぜひ実際に中之島にも足をお運びいただき、中之島をめぐるとともに、過去・現在・未来のリアルと空想が織りなすオリジナルストーリーと実際の場所が融合するイメージの旅をお楽しみください。

新潮社ウェブサイト
https://www.shinchosha.co.jp/shincho/

作品タイトル/ミーティングポイント設置場所一覧

1  「三十一階」 中之島センタービル
2  「プラザ。」 大阪府立国際会議場(グランキューブ大阪)
3  「リーチバー」 リーガロイヤルホテル
4  「旧緒方洪庵住宅(適塾)より」 大阪大学中之島センター
5  「空き地」 大阪中之島美術館
6  「B4F」 国立国際美術館
7  「どれがわたしでしょう」 大阪市立科学館
8  「ここ」 graf
9  「錦橋」 中之島フェスティバルタワー
10 「オルタナティブな道行」 中之島フェスティバルタワー・ウエスト
11 「書物を読む経験の空間化」 大阪府立中之島図書館
12 「OMM ビル」 大阪市中央公会堂
13 「加彩婦女俑」 大阪市立東洋陶磁美術館
14 「ふしぎなふね」 こども本の森 中之島
15 「アートエリアB1前地下通路」 アートエリアB1