中国・韓国陶磁を中心とした「安宅コレクション」の住友グループからの寄贈を記念して建設され、1982年に開館。国宝2点、重要文化財13点を含む東洋陶磁コレクションで世界屈指の質と量を誇ります。自然採光の展示室など鑑賞のための環境も充実しています。
外観
大阪の都心に広がる緑と水の空間・中之島公園。その一角に建つ大阪市立東洋陶磁美術館は、公園の豊かな緑に溶け込むように佇んでいます。2024年4月のリニューアルでは、従来の堅牢な雰囲気に加え、スタイリッシュなガラス張りのエントランスホールを増築。より開かれた美術館へと生まれ変わりました。

東洋陶磁の宝庫
館名のとおり、東アジアの陶磁器を多く所蔵・展示しています。「安宅コレクション」の中国・韓国陶磁をはじめ、「李秉昌コレクション」の韓国陶磁、濱田庄司作品の寄贈、日本陶磁の収集などにより形成されたコレクションは、国内外で高い評価を受けています。

南宋時代・12-13世紀/建窯
大阪市立東洋陶磁美術館(住友グループ寄贈/安宅コレクション)
写真 六田知弘
こだわりの展示設備
世界初の自然採光展示室では、刻々と変化する光の中でその瞬間ならではの作品本来の美しさをご覧いただけます。このほか、最新のLED照明、免震台、回転式展示台など、陶磁器本来の魅力を存分にお楽しみいただけるよう、展示設備にもこだわっています。

写真 六田知弘
カフェ
中之島の景色を眺めながらゆっくりと過ごすことのできるカフェを併設。美術館が所蔵する陶磁器をモチーフにした限定メニューもあり人気です。カフェのみのご利用・テイクアウト(一部)も可能です。

アクセスマップ
営業時間 / 9:30-17:00(入館 -16:30)
定休日 / 月(祝日の場合は翌日)・展示替期間・年末年始
〒530-0005
大阪府大阪市北区中之島1-1-26
お問い合わせ / 06-6223-0055(代表)